“働き方改革”が世の中に広まり随分と時間が経ちました。飲食業界でも改善の波は広がっていますが、「飲食は好きだけど、今の条件では続けられない」と悩む人がまだまだいます。横山 拓未さん、石橋 賢佳さんも、このような背景から2023年4月に「鮨 酒 肴 杉玉」に入社。当時の想いと、入社後の変化を伺いました。
毎月新店オープン。チャンスを掴めば、確実に収入が上がる。それが決め手でした。
入社理由を教えてください。
横山拓未さん(以下、横山):前職は病院の調理師、前々職ではホテルの厨房で働いていました。どちらも調理の仕事自体は楽しかったのですが、収入と勤務時間が見合わず、転職を考えて杉玉に入社しました。
石橋賢佳さん(以下、石橋):僕も似た境遇でした。個人経営の飲食店に勤めていたのですが、労働時間が長く収入もこれ以上あがる見込みがない。そんな現状を変えたくて転職を決めました。
その中で杉玉を選んだ決め手は?
横山:僕は、“役職があがれば確実に給与も上がる・昇給の基準が明確になっている会社”という軸で転職活動をしていました。ホテルに勤めていたころ、責任のある仕事を任されるようになっても役職も収入も上がりませんでした。また、自分と先輩たちの給与もあまり変わらず、上限が見えてモチベーションが下がっていくのを実感していました。だからこそ、転職先では上にあがれるチャンスが多くて、昇給の基準が明確になっているところを探しました。飲食の仕事は好きだし、長く働きたかったので。
杉玉の第一印象はどうでしたか?
横山:スシローと親会社が同じ企業が手掛ける新ブランドであると知って大手だ!という安心感がありました。面接でキャリアや昇給について細かく質問したところ、丁寧に答えていただき、さらに前向きに考えることができました。内定後、5年後10年後も働き続ける自分をイメージできたので、最終的に入社を決めました。実際、前職と比べて年収は40万円〜50万円ほど上がりました。
石橋:僕は前職が小さいお店だったので、そもそも昇給という概念がなく、キャリアの限界を感じていました。杉玉は毎月新店がいくつもオープンしているブランドだったので、オープンした分だけ店長も増えるし上にあがれるチャンスが多いと感じて入社しました。