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インタビュー

「杉玉を世界一の居酒屋にする」
そのくらいの気持ちで、未来の可能性を掴んでほしい

この記事に登場する人

株式会社FOOD & LIFE INNOVATIONS

奥本哲士(右)

「自ら挑戦できる人にとって、この環境は可能性に溢れていると思います」そのように語るのは、本社で働く執行役員の奥本哲士さんと、営業課長の平尾一将さん。 お寿司に合う地酒を数種類豊富に取り揃えた「鮨 酒 肴 杉玉」を全国に展開している株式会社FOOD & LIFE INNOVATIONS(以下F&LI)は、店舗の拡大に合わせて、活躍できるフィールドも大きく広がっています。 今回は、そんな成長企業で共に挑戦したい仲間に向けて、二人からのメッセージをご紹介します。

平尾一将(左)

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「杉玉を世界一の居酒屋にする」 そのくらいの気持ちで、未来の可能性を掴んでほしい

FOOD & LIFE COMPANIESが持っている「力」を、違う業態で活かす。

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まずは、入社後のキャリアや仕事内容を教えてください。

平尾一将さん(以下、平尾):私は2019年7月に中途で入社しました。店長として店舗マネジメントを経験し、2021年4月からは関東の営業課長に。現在も複数の店舗を管理している立場です。 

奥本哲士さん(以下、奥本):私は、「回転すしスシロー」を運営する「株式会社あきんどスシロー」に2006年に入社し、その後、新業態の立ち上げ時に転籍し、現在は「杉玉」の運営に携わっています。当時17歳から「スシロー」でアルバイトをしていたので、ほぼこの会社、この業界一筋です。

FOOD & LIFE INNOVATIONSにて働くきっかけとは?

平尾:以前は海外で個人事業主として仕事をしており、エンジニアや会社経営などを行っていたこともありました。当社に入社しようと思ったきっかけは、子どもが生まれたことを機に会社に就職しようと思ったからです。

その想いを実現するためのテーマとして選んだのが、お寿司です。海外に住んでいた時も、お寿司というのは国が変わっても愛されている食べ物で、すごい商品だなと感じていたんです。それでいろいろと食べ比べたところ、「スシロー」がいいなと思ったのと、海外でも出店していたので、面接で話を聞いてみることにしたのです。

そうしたら、たまたま新業態の立ち上げのタイミングで、「杉玉」という寿司居酒屋ができるということで、こちらのブランドを運営する「F&LI」に入社したという経緯になります。「スシロー」のブランドに惹かれて応募しましたが、たまたまご縁が繋がって今がある形ですね。

奥本:私は、「スシロー」のオープニングスタッフのアルバイト募集だった時から働いており、その後、社員になったきっかけは、当時の店長や社員など、「スシロー」に携わっている方々が素敵だったからです。この会社の「人」が好きだなという想いから、もっとここで働きたいなとなり……あとは、お寿司が好きだったことですね(笑)

その後、会社の中で居酒屋という新業態を行うという話があり、事業推進室に異動し、現在は「杉玉」の新規店舗の出店や商品企画など営業の責任者として活動しています。

働く上でのギャップや発見などはありましたか?

平尾:入社前は全く新しい業界だったのでけっこう構えていて、魚をさばく動画を5時間くらい見たりして、お寿司や海鮮食品について学ばないとと思っていました。正直、魚をさばくなどは今でも全然上手くないのですが、寿司業態に精通している人がいて教えていただいたり、スタッフマネジメントや営業に集中できるシステムや仕組みが会社の取り組みとしてできていて、そういった点では苦手なことより得意なことに取り組める環境があったのが良い意味でのギャップでした。

奥本:「杉玉」事業に異動した当時の心境としては、もちろん初めは不安がありました。そして、環境を変えてみて改めて、「スシロー」は改めて偉大だなと思いましたね。売上規模や事業の仕組みも含め、全てがです。一方でF&LCで持っている力は違う業態でも活かせると思いましたし、新しい組織ならではのフットワークを活かせばより面白いこともできるのではと感じています。

今後も、活躍できるフィールドが拡大していく成長企業

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事業やサービスの特徴を教えてください。

平尾:挑戦意欲が活かせる環境がここにはあります。特に中途採用の方は、店舗運営、商品開発、海外経験など、今まで経験してきたキャリアのいろいろなバックグラウンドが活かせるはずです。
私が入社したのは「杉玉」がまだ5店舗目くらいのときだったので、会社の成長とともに自分のスキルも拡大していく感覚がありました。社会人、商売人は持っているスキルを試す場所がないといけないと思っているので、これからも活躍できるフィールド自体が大きくなっていくのは成長企業ならではの魅力であり、日本のマーケットの中でも強みになるのではと思っています。

奥本:「スシロー」と比べると店長に任される裁量が大きく、他社の飲食店と比べて「F&LC」の持っている財源や食材の調達力、採用力などのリソースを使えるというのは大きいですね。その上で、イノベーションという社名の通り、新しいことを生み出していくベンチャー企業的な要素もある会社です。
もちろん仕事なので大変なことはありますが、「F&LC」の優位性を活かせるのが、この会社の特徴です。

平尾:新しく店舗を開拓する街で、新しいお客様に「杉玉」のブランドを知ってもらうためには毎回高いハードルがありますが、個人的な感覚では、楽しいことと大変なことは7:3くらいの割合です。10:0はないのですが、楽しいことが7あるのもすごいことです。仕事にはある程度負荷は必要で、開店時などはオーバーな負荷がかかる状態も経験しますが、その分だけ成長できるので、大変なフェーズを楽しめる方ならやりがいがあると思います。

奥本:社会人として、いろいろな勉強ができる環境がここにはあります。数字面、衛生面の多様なスキルを「杉玉」では学べます。また、商品や販促の企画なども、自分からこういったメニューを売りたいなどの声をあげやすい会社です。今の会社の規模感やカルチャーであれば早く実現する可能性も高いです。それは、「杉玉」という業態が強く、新店舗出店はこれからも続けていくためチャンスがたくさんあるからです。今の事業をベースに国内と海外の出店を同時に進めていくので、自ら挑戦できる人にとっては可能性が溢れています。

奥本:関西と関東の社員で雰囲気はだいぶ違うイメージがあります。関西は陽気な人が多いですね。
平尾:関東は年齢層やバックグラウンドの幅が広い印象です。地域問わず、みんな明るくハキハキしていて、フレンドリーな方が多くいます。

コミュニケーション力など、強みを活かす働き方を

実際の社員さんや職場の雰囲気はどんな感じでしょうか?

奥本:アルバイトさんに対してもお客様に対してもそうですが、コミュニケーションがとれない人は難しいかなと思います。数字などは仕事をしながら覚えていけるので、まずはそこかなと。

平尾:何事も受け身ではなく、自分から発信していく姿勢を持っていることは重要ですね。あとは、私もそうなのですが、もともと寿司職人の方と比べたら技量は足元にも及ばないので、自分の強みを把握していない人は大変かなと思います。自己分析をして自身の強みを活かさないと、全方向に取り組んで力が分散されたり、自分の良いものを押し殺して全然違うことをしてしまうともったいないので。

お二人が嬉しかったこと、印象に残っていることは何ですか?

奥本:現在は74店舗(2023年2月末現在)を運営し、海外進出も果たしたので、居酒屋チェーンの中でもそれなりに大きな規模にできたことは誇れることだなと思っています。
コロナ禍で売上が激減し、一番しんどかった時でも新規出店を行い、採用も行ったことでメンバーも増え、テイクアウトやデリバリーなどの工夫をしたことで、今は売上が良くなってきています。大変な時に「F&LC」から「杉玉」の将来性に対して投資してもらったことも大きかったですね。

平尾:私が入社時は「杉玉」のことを知っている人は少なかったというのが正直なところです。しかし、現在はSNSにてとても多くの人がつぶやいたり投稿しているので、認知度が上がったのかなと現場にいても感じます。一方で、まだまだ改善・向上の余地はあり、そこを乗り越えることがやりがいや自身の喜びにも繋がっています。

コロナ禍は、本当にお客様が来なかった時期もあり、売上を確保となると今までと違う手段や販路を考えなければいけませんでした。当時の1日を点で観たときは毎日が辛い日々だったかもしれませんが、今振り返ると、あのもがいた時期があったからこそ事業のベースができ、個人としても会社としてもレベルアップできたのではと感じています。これから入ってくる方は、その組織の土台を活かしながらさらに活躍できるはずです。

国内外で活躍するフィールドが、ここには用意されている。

ご自身のこれからのビジョンを教えてください。

平尾:2021年から営業課長という新しい役職ができたので、私の仕事をある程度仕組み化して、「これが営業課長」というポジションを確立したいです。

また、個人的な夢としては、「杉玉」の海外展開を拡大し、より多くの現地のお客様に届けることです。その上で、世界に向けてどこまで広がるかはわからないので、まずはインバウンド需要で日本に来ていただける海外の方に来店していただき、少しでも認知度を上げていければなという思いがあります。まずは国内第一で、ここで足元を固めることが、未来につながります。

奥本:平尾さんの様な社員に、やりたいことを実現してもらうこと。それが私のビジョンです。そのためにも、まずは業態として力をつけることが大事です。「世界一の居酒屋を作る」というキーワードが社内で出たりしますが、売上も利益も含め、常にそういった事業を作りたいという気持ちを私も常に持っています。

また、個人的には海外志向はありませんが、社員の中には海外で働きたい人もいたり、実際に香港に出店していたりと、視野を広くもてる環境があります。そのため、私が関わったメンバーにやりたいことに取り組んでもらうことが、結果的に会社を大きくすることに繋がると思っています。

最後に、将来一緒に働くかもしれない方々に向けてメッセージをお願いします。

平尾:中途入社の方は、仕事や社会人生活を通じて、辛いことや大変なことも経験したことがあると思います。私たちの会社は未来の可能性に挑戦しているので、もちろん難題や壁にぶち当たるときもあるかと思います。ただ、新しい環境と、国内外で活躍するフィールドが用意されているので、事業の土台を共に作っていくことに可能性や面白さを感じていただけたら嬉しいですね。

奥本:本当にいろいろな可能性があります。日本一、世界一の居酒屋を目指しましょうというメッセージも伝えられる会社だと思っています。ぜひ、その目標に向かって一緒にチャレンジしていきましょう。
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